開発商品
サットフォーム
熱伝導率(λ)
熱伝導率は建築材料や断熱材の熱の伝わりやすさを表す物性値です。材料の両側における表面温度差が1(℃)で厚さが1(m)の時、単位面積当たりにどのくらいの熱量(W)が通過するかを表しています。通常λ(W/(m•K)で示されます。
熱伝導率は厚みに関係なく一定の数値となり、数値が小さいほど熱が伝わりにくい材料といえます。

熱抵抗(R)
使用する材料の厚さにおいて熱の伝わりにくさを表す数値です。
単位はm2・K/Wで、数値が大きいほどその部位の断熱性能は高いことになります。

サットフォームの特長
01.長期断熱
吸水量がほとんどなく断熱性も気泡ガスに依存しないため長期にわたり経年劣化が少ない断熱材です。
経年劣化の少ない理由
EPS(ビーズ法ポリ スチレンフォーム)は容積中の97〜98%が空気で、2〜3%の樹脂部分は微細な独立気泡構造で構成されています。この構造によりEPSは浸水時の吸水量、水蒸気の透湿性が小さく押さえられ、断熱性能低下の大きな要因になりやすい断熱材内部の水分蓄積を抑制するため、長期的に断熱性能を維持することが可能になります。
EPSは炭化水素を発泡ガスに用いていますが、製造後、短期的で大部分のガスは、空気と置換されます。断熱性能を気泡がすに依存しないため、長期に渡って経時変化が小さい断熱材です。


他の断熱材 に比べて経時変化が大幅に少なく、施工後も高い断熱性を保ちます。そのため施工完了後も快適な移住空間の実現が可能になります。
02.ノンフロン断熱材
フロンや代替えフロンなど一切使用していない、環境にやさしい断熱材です。 断熱材の中には、断熱性能を高めるために細かな気泡を作る気泡ガスの中には強力な温室効果ガスであるフロン類が用いられていることがあります。一部は発泡時に残り、長時間かけて排出されていくため、地球温暖化を進めてしまう可能性があります。サットフォームはフロンを一切使用していない地球に優しい断熱材です。冷暖房エネルギーを削減でき、CO2の大幅削減にもつながります。

03.健康への対策
シックハウス症候群の原因物質の一つであるホルムアルデヒドを含まない断熱材です。また、環境中における残留性・生物蓄積性から人や生態に対するリスクが懸念され、国内で化審法第一種監視化学物質に指定されており、汚染実態に関する研究も進められている臭素系難燃材(HBCD)も含みません。


断熱材
サットフォームと他断熱材との床断熱性能比較


サットウォールプレカット工法
木造住宅の壁内にポリスチレンフォーム(ビーズ法ポリスチレンフォーム又は押出法ポリスチレンフォーム)をプレカットし、隙間なく充填する断熱工法です。
これまで困難でしたが、当社の工法で住宅の建設図面に合わせ、設計図通りにプレカットした断熱材を建築現場に納入し、当社スタッフが充填断熱の施工できます。
建築現場での残材もなく、また困難な電気配線や配管箇所の加工なども当社スタッフが現場にて対応いたしますので、高品質な充填断熱が可能となります。
プレカット工法について
塀充填断熱のみで
断熱等級6レベルの施工が可能です
(※サッシグレード、他箇所の断熱仕様による)
サットフォームは
ビーズ法ポリスチレンフォームが原材料の断熱材です。
ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)は炭化水素発泡剤、難燃剤を含むポリスチレンビーズを金型内で水蒸気を用いて発泡・癒着させたもので、独立気泡内の空気で断熱します。
フロン類を使用しないA種断熱材です。断熱性能の経時変化が少なく、複雑な形状をつくることができます。

04.グリーン購入法適合資材
「グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)」は、国等により環境に配慮した商品調達を推進する法律です。持続可能な発展や循環型社会の実現を目指して、2000年5月に制定されました。それにより、国等の機関では率先してノンフロン断熱材の調達を推進しています。サットフォームはグリーン購入法適合資材です。
